~コンセール・マロニエ21優勝者×栃響~
とちぎ未来づくり財団が毎年開催する音楽コンクール「コンセール・マロニエ21」の優勝者をソリストに迎えてお贈りします。
【出演】
チェロ:水野優也(第23回コンセール・マロニエ21弦楽器部門 第一位)
1998年生まれ。東京都出身。6歳よりチェロを始める。第83回日本音楽コンクールチェロ部門第3位。第13回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞。第23回コンセールマロニエ21弦楽器部門第1位。ソリストとして東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団などと共演。国内各地でのソロリサイタルをはじめ、PMF2017、武生国際音楽祭、いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭、宮田大「大ism」、藤沢にゆかりのある音楽家たち、長谷川陽子・向山佳絵子プロデュース「チェロ・コレクション」、チェロ・リパブリカ、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」などに出演。桐朋学園大学音楽学部チェロアンサンブル・サイトウ奨学生。公益財団法人江副記念リクルート財団第45・48回奨学生。公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション奨学生。これまでにチェロを河地正美、常光聡、倉田澄子の各氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席卒業。特待生として桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース修了。現在、ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽大学にてミクローシュ・ペレーニ氏のもとで研鑽を積んでいる。
指揮:荻町 修
指揮者、バンドディレクター。宇都宮大学教育学部音楽科卒。栃木県交響楽団指揮者として、1990年から現在まで、延べ300曲余りの指揮をする。チェロの藤原真理、ピアノのシプリアン・カツァリス、サクソフォンの須川展也、パーカッションの平子久江などと共演し、好評を博す。NHK交響楽団の岡本潤とP.ラムジェの「コントラバスとオーケストラのためのディヴェルティメント・コンチェルタンテ」の日本初演を行う。
伊福部昭没後10年にあたっては、遺族及びピアニストの山田令子など関係者の強い推薦により演奏会の指揮をつとめる。また、プッチーニ「蝶々夫人」をはじめとする数多くのオペラのほか、毎年9月のコンセール・マロニエの優勝者たちをソリストにした特別演奏会や、栃木県楽友協会「ベートーヴェン交響曲第9番演奏会」において栃木県交響楽団を第1回から現在まで指揮する。
吹奏楽の分野では、1999年に栃木県立今市高等学校吹奏楽部を指揮し、第47回全日本吹奏楽コンクールに出場。2013年には栃木県立鹿沼南高等学校を指揮し、第13回東日本学校吹奏楽大会に出場し金賞受賞する等、優秀な成績を修めた。
管弦楽:栃木県交響楽団
1970年、栃木県の芸術・文化の向上を図るため、栃木県の要請により結成されたアマチュアオーケストラ。2020年には50周年を迎える。結成当初より、宇都宮市を中心に県内各地において精力的に演奏会を開催。1974年、デンマークで開催された世界青少年音楽祭で最優秀賞を受賞するとともに、1985年には地域文化功労者として文部科学大臣賞を受賞。1989年、地方のアマチュアオーケストラとしては初めてサントリーホールで演奏会を開催。1994年には栃木県と中国浙江省との友好提携を記念し、浙江省杭州市に派遣され公演を行う。現在、定期演奏会のほか、特別演奏会、第九演奏会、県議会コンサート、ファミリーコンサート、クラシック入門講座など、積極的に演奏活動を展開している。
【プログラム】
エルガー:チェロ協奏曲
チャイコフスキー:交響曲第5番