【主な出演者】
【演目と配役】
一.御挨拶(ごあいさつ)
中村 芝翫
二.操り三番叟(あやつりさんばそう)
三番叟 中村 福之助
後見 中村 橋之助
三.連獅子(れんじし)
狂言師右近 後に親獅子の精 中村 芝翫
狂言師左近 後に仔獅子の精 中村 歌之助
僧蓮念 中村 橋之助
僧遍念 中村 松江
【あらすじとみどころ】
■御挨拶(ごあいさつ)
中村芝翫が素顔で登場し、各地の公演にご来場いただいた皆様にお目見得のご挨拶を申し上げます。客席と舞台が近しく感じられることでしょう。
■操り三番叟(あやつりさんばそう)
国土(こくど)安穏(あんのん)、五穀(ごこく)豊穣(ほうじょう)を祈念する能『翁(おきな)』をもとにして、歌舞伎では「三番叟(さんばそう)もの」の舞踊が数多く作られました。『操り三番叟』は、糸操りの人形が三番叟を踊るという趣向による作品で、嘉永六(一八五三)年二月、江戸河原崎座で初演されました。
糸操りの人形が踊っているように見せるのが演じ手のしどころであり、人形を操る後見(こうけん)との息のあった振り事が大きなみどころとなっています。
■連獅子(れんじし)
この作品は能の『石橋(しゃっきょう)』をもとに、獅子が我が子を千尋(せんじん)の谷(たに)に落とし、この試練を乗り越えた子のみを育てるという伝説をふまえて作られた、歌舞伎の人気舞踊です。作者は河竹黙阿弥で、明治五(一八七二)年七月、東京村山座で初演されました。
親子の獅子の試練と、その情愛を描いた前半の狂言師の踊り、それぞれの宗派の尊(とうと)さを論じる間狂言(あいきょうげん)の「宗論(しゅうろん)」、さらに後半の勇壮な獅子の精の狂いと、みどころ多い作品をお楽しみください。
スケジュール
14:00 開 演 ※休憩あり
15:50 終 演(予定)
都合により公演時間は変更になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
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ご購入・ご来場のお客様へ
【「令和四年度 松竹歌舞伎舞踊公演」ご購入・ご来場の皆様へのお願い】を事前によくお読みいただき、ご購入・ご来場ください。