ソリストに宮田大を迎えて贈る、チェコの名曲プログラム!
音楽の街プラハの芸術を担うオーケストラとして、精鋭たちが集うプラハ・フィルハーモニア管弦楽団。ソリストには、宇都宮で育った日本を代表するチェロ奏者、宮田大を迎えます。チェコの作曲家、スメタナ、ドヴォルザークの名曲で奏でる、鮮やかなるボヘミアの響き。
《モルダウ》は、川の源流から大河に至る情景が、美しい音楽と共に描かれた、チェコの管弦楽曲の代名詞となっています。そして旋律美と迫力に溢れたドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」、宮田大が演奏するチェロ協奏曲は、雄大な音楽の中に朗々とした歌が展開される同分野の最高傑作です。深みを増す宮田大の演奏、心が揺さぶられる響きに期待が高まります。情緒豊かな至高の名曲が揃う、本公演をどうぞお聴き逃しなく!
出演
指揮
レオシュ・スワロフスキー/Leoš Svárovský
ⒸDavid Christian Lichtag
プラハ音楽院でフルートを学んだ後、ヴァーツラフ・ノイマンの下で指揮法を学ぶ。チェコ国立歌劇場でズデニェク・コシュラーのアシスタントを務めた後、プラハ室内歌劇場、ヤナーチェク・フィル、ブルノ・フィル、スロヴァキア・シンフォニエッタ、プラハ国立歌劇場などの首席指揮者を歴任。プラハ国立歌劇場では芸術監督も務めた。チェコを代表する指揮者の一人となっている。
チェロ
宮田大/Dai Miyata
Ⓒ日本コロムビア
2009年ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールにおいて、日本人として初めて優勝。これまでに参加した全てのコンクールで優勝を果たしている。その圧倒的な演奏は、作曲家や共演者からの支持が厚く、世界的指揮者・小澤征爾にも絶賛され、日本を代表するチェリストとして国際的な活動を繰り広げている。スイスのジュネーヴ音楽院卒業、 ドイツのクロンベルク・アカデミー修了。使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1698年製A. ストラディヴァリウス“Cholmondeley”である。
管弦楽
プラハ・フィルハーモニア管弦楽団/Prague Philharmonia
1994年に世界的な指揮者、故イルジー・ビエロフラーヴェク(1946–2017)主導のもと創設された。その後著しい成長を遂げ、今日ではチェコのみならず国際的に高い知名度を誇るオーケストラとなっている。いつも新鮮で活気に満ち、完璧主義であることが、創設時から刻まれるこのオーケストラの精神であり、独自の多彩な表現力が高い評価につながっている。
プログラム
スメタナ:交響詩「わが祖国」より《モルダウ》
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」