日本を代表するヴァイオリニスト千住真理子が
アニヴァーサリー・イヤーにお贈りする華麗なる名曲選
デビュー50周年を記念して、名器「デュランティ」とともに名曲の数々をお贈りするスペシャル・リサイタル。
出演
ヴァイオリン:千住真理子 Mariko Senjyu
ⒸKiyotaka Saito (SCOPE)
2歳半よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位。NHK交響楽団と共演し12歳でデビュー。日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝、レウカディア賞受賞。パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。2002年秋、ストラディヴァリウス「デュランティ」との運命的な出会いを果たし、話題となる。これまでに多くのCDをリリース。最近では2023年11月に千住明のプロデュースによるアルバム「ARIAS」をリリース。また山田洋次監督作品「こんにちは、母さん」のサウンドトラックに参加。2024年は9月にデビュー当時の音源も収録した「ベスト&レア」アルバムをリリース。2025年はデビュー50周年を迎える。コンサート活動以外にも、講演会やラジオのパーソナリティを務めるなど、多岐に亘り活躍。また、チャリティーコンサート等、社会活動にも関心を寄せている。著書は「聞いて、ヴァイオリンの詩」(時事通信社、文藝春秋社文春文庫)母との共著「母と娘の協奏曲」(時事通信社)など多数。
千住真理子オフィシャル・ホームページ https://marikosenju.com/
ピアノ:丸山滋 Shigeru Maruyama
Ⓒbmb
東京藝術大学大学院修士課程を修了。修了時にクロイツァー賞を受賞。植田克己氏に師事。1992年よりドイツ学術交流会(DAAD)の政府奨学金留学生として、ミュンヘン音楽大学マイスター課程に入学。ピアノをクラウス・シルデ、歌曲演奏法をヘルムート・ドイチュの各氏に師事。1994年、ハンス・プフィッツナー歌曲コンクール(ミュンヘン)において歌曲伴奏特別賞を受賞。同年、ミュンヘン音楽大学を修了。1995年の帰国後は多くの一流演奏家たちから大きな信頼を寄せられるパートナーとして、日本全国各地や海外でのリサイタルやCD録音など、様々な機会で盛んな共演を行っている。1997年、J.S.G.国際歌曲コンクール(東京・大阪)において優秀伴奏者賞を受賞。ソリストとしても、2014年札幌コンサートホールKitaraでの「丸山滋ピアノリサイタル~死への追憶・生への讃歌」が札幌市民芸術祭大賞を受賞。ソロ、室内楽、歌曲などピアノが関わる幅広いジャンルの作品に分け隔て無く取り組む演奏活動を続けている。
東京藝術大学において室内楽科および声楽科非常勤講師を経て、現在同大学ピアノ科非常勤講師。
プログラム
J.S.バッハ:G線上のアリア
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」ヘ長調 作品24
エルガー:愛の挨拶
ドビュッシー:月の光
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン ほか