1992年の初演以来、なおも愛され続けているこんにゃく座の代表的オペラ!
1954年、戦後まもなく劇団俳優座によって「森は生きている」が日本初演されたとき、劇音楽を担当したのが当時22歳の林光でした。こんにゃく座がオペラ『森は生きている』を初演したのは1992年。以来、こんにゃく座の大切なレパートリー作品として毎年上映し続けています。
ものがたり
新しい年を迎える大晦日。年若い女王が、「四月に咲くマツユキ草が今すぐ欲しい」と言い出したために国じゅうは大さわぎ。ほうびの金貨に目がくらんだ継母と姉妹は、マツユキ草を採ってくるようにと、むすめを真っ暗な冬の森へと追いやります。森の中では一月から十二月の月の精たちが、焚き火を囲んで新年を迎える儀式をおこなっていました。むすめの話を聞いた四月の精は、他の月の精たちに頼んで一時間だけ「時」をゆずってもらいます。すると冬の森はたちまち春へと季節をかえ、むすめの目の前で一面にマツユキ草が顔を出します。継母と姉娘は、むすめが摘んできたマツユキ草を取り上げると、宮殿の女王の元へ。マツユキ草を目にした女王は、自分でマツユキ草を積むために宮殿の家来たちを引き連れて自ら冬の森へとソリで向かいます。そこで待ち受けていたものは…。
原作:サムイル・マルシャーク(湯浅芳子訳による)
台本・作曲:林光
演出:眞鍋卓嗣
◇上演時間:2時間10分(途中休憩15分あり)
