務川慧悟/Keigo Mukawa
2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール第3位、2019年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第2位。日本とフランスを拠点に活動し、バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ。作曲家の様式と時代性に深く根ざした解釈、精緻な構築力と多彩な音色による詩的な表現に定評があり、近年は現代のピアノのみならず、古楽器フォルテピアノの奏法研究にも取り組み、作品理解を基盤とした演奏の深化を続けている。CD「ラヴェル:ピアノ作品全集」(NOVA Record)はEtcetera Recordsより再リリースされ、フランス「Le Monde」紙をはじめ各メディアで高く評価されるとともに、フランスの音楽批評サイト「Res Musica」が選出する《Clef d’Or ResMusica 2024》を受賞。フランス人以外としては異例の受賞となり、国際的評価を確立した。2025年ラヴェル生誕150年記念全曲演奏会および「革新のベートーヴェン」と題したリサイタルツアーを開催し、精緻を極めた表現と詩的な響きが織りなす圧巻のステージで、聴衆を魅了。2026年2月にはフォルテピアノとモダンピアノを用いた2日間連続公演を大阪・東京で行い、楽器特性の差異を通して音楽像を浮き彫りにする試みが大きな反響を呼んだ。近年は文筆にも活動の幅を広げ、『小説すばる』で連載中のエッセイ「ピアノとワインと、ときどきパリ」が好評を得ている。令和2年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞、第33回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞、第33回出光音楽賞受賞。
務川慧悟 ピアノリサイタル2026 特設ページ
https://keigomukawa.com/recital2026/
プログラム「ロ短調を巡る旅 — 光への希求」
J.S.バッハ:フランス組曲 第3番 ロ短調 BWV 814
アルヴォ・ペルト:アリーナのために(Für Alina)
リスト:忘れられたロマンス
ドビュッシー:忘れられた映像より 第1曲 レント(憂鬱に、やさしく)
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
フランク(イェルク・デームス編):前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
